水漏れの原因は“傾き”ではなかった!正しい診断と確実な施工で解決

2025.09.18

こんにちは!名古屋市でエアコン工事・クリーニング・修理を行っている空調コンシェルジュRaumの新納です。

先日、お客様から「室内機が傾いているから水漏れしているのでは?」とのご相談をいただきました。
確かに傾きが原因で排水が逆流するケースもありますが、点検してみると今回は傾きが原因ではなく、内部の汚れによる詰まりでした。

そこで、徹底的に洗浄を実施し、無事に水漏れを解消することができました。正しい原因を見極めることで、不要な工事や部品交換を避けられるのです。

さらに今回、施工面でも重要なポイントがあります。
それが 「フレア加工」 です。

エアコンの冷媒配管は、銅管を機械で「ラッパ状(広がった口の形)」に広げて接続する必要があります。これを「フレア加工」と呼びます。
この加工が正しく行われていないと、最初はガスが漏れなくても、時間が経つとわずかな隙間から冷媒ガスが漏れ出してしまい、冷えが悪くなったり故障につながったりします。

実は業界全体で見ても、7割くらいの現場ではこのフレア加工が不十分なまま使われているのが現状です。
Raumでは、毎回必ずフレアを正しく作り直し、確実に気密を確保することを徹底しています。これは「今すぐ直ればいい」ではなく、数年先まで安心して使っていただくための施工です。

水漏れひとつでも原因はさまざま。だからこそ、丁寧な診断と確実な施工が欠かせません。
エアコンでお困りの際は、ぜひRaumにご相談ください。

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