室外機トラブル修理|製造番号違い&部品供給なし!?自作で対応しました!

2025.08.05

こんにちは!
名古屋市でエアコン工事・クリーニング・修理など、空調コンシェルジュとして活動しているRaumの新納です。
今回は、少し珍しいトラブルに直面した修理対応のご紹介です。

■お電話でエラー内容をヒアリング
お客様から「エアコンが動かない」とお電話をいただき、まずは設備屋さんが先に訪問して状況を確認。
その際に、どうやら室外機の基板が怪しいという見立てでした。
基板やヒューズが焼け焦げていないかなどもチェック済みとのこと。
この時点で必要と思われる部品を発注し、後日、私が修理に伺うことになりました。

■初回訪問で驚きの発見!
いざ現地で室外機を確認してみると……
なんと!事前に送ってもらった製造番号と実際の室外機が異なることが発覚!
部品の適合が不安な中、とりあえず持参していた部品で交換作業を進め、
焼き切れていたハーネスについては取り寄せ対応としました。

■ところが…メーカーはハーネスの供給をしていない!
まさかの展開です。
メーカーに確認したところ、ハーネス単体の部品供給は行っていないとのこと。
仮に数千円のハーネスが原因でも、それだけのために本体を丸ごと交換しなければならないのか……
納得がいかず、あらゆる可能性を探る中で、ハーネスとコネクタを自作するという選択に踏み切りました。

■無事、修理完了!動作確認OK!
慎重に自作・接続作業を行い、無事に動作確認まで完了!
一時はどうなることかと思いましたが、しっかり直ってホッと一安心です。

■最後に
今回は、部品供給の問題や製造番号の食い違いなど、いくつもの壁を乗り越えながらの修理対応でした。
「直らない」と判断されてもおかしくないケースですが、現場での工夫と判断力が結果に繋がりました。
同じようなお困りごとがありましたら、ぜひ一度ご相談ください。
柔軟に、そして丁寧に対応させていただきます!

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